設計

プランナー・工場・現場と連携し、
デザインと施工性を両立させるモノづくり

2021年入社

INTRODUCTION

設計の仕事は、美しいプランを図面に置き換えるだけでなく、それを実際に実現できるかたちへと整えていく営みでもあります。設計として、プランナー、工場、現場と連携しながら、意匠性と施工性の両立を図り、お客さまの想いに応える図面を描いてきました。提案の先まで責任を持ちたいと考え、専門性を深めてきた歩みを聞きます。

提案の先まで責任を持ち、
形にするプロセスに関わりたい

前職はリフォーム会社で、インテリアデザイナーとして4年間勤務していました。お客さまから直接ご要望をヒアリングし、空間全体のプランニングを行っていました。ただ、基本設計は自分で行うものの、詳細な納まりは忙しさのあまり現場にお任せせざるを得ないことも多くありました。

次第に「ここはどう納まっているのか」といった構造や細部への知識を深めたいと思うようになりましたが、担当の物件数が多く、どうしても踏み込みきれないもどかしさがありました。提案して終わりではなく、それが実際にどう形になるのか、そのプロセスに深く関わり、最後まで自分で責任を持てるようになりたい。そう考えて、専門知識を極められる「設計職」への挑戦を決意しました。

他社では対応してもらえない
要望にも応える、
クチーナの真摯な姿勢に惹かれて

クチーナのことは、前職でインテリアデザイナーをしていた頃から知っていました。当時、お客さまから「どうしてもクチーナのキッチンを入れたい」と強いご要望をいただくことが何度かあったんです。

一般的なキッチンメーカーではイレギュラーな仕様は対応が難しいこともありましたが、クチーナは違いました。他社が断るような難しい要望にも「どう実現するか」を親身に考え、提案してくれたんです。その柔軟な対応力と真摯なモノづくりへの姿勢に、深く感銘を受けました。

お客さまの「どうしてもこのキッチンがいい」という強い想いに真正面から向き合い、決して妥協せずに形にしていく。そんなクチーナの環境に身を置けば、自分が目指す「専門性を極めた設計」へと成長できるのではないか。そう確信し、入社を決意しました。

正解は一つではない。
設計の視点でプランの精度を高める

設計職としては未経験に近い状態からのスタートでしたが、入社後は教育担当の先輩がしっかりと伴走してくれました。最初の2、3ヶ月は先輩について業務を学び、自分が描いた図面を丁寧にチェックしていただくなど、本当に手厚くサポートしてもらえました。

現在の主な仕事は、プランナーがお客さまと打ち合わせした内容をもとにプラン図面を作成します。打ち合わせは1回で終わることはほぼありませんので、何度も変更を重ね、時間をかけてお客さまの理想を具体的な図面に反映させていきます。
そしてプランが固まってきたら、最終的に実際に現場で納めるための設備図を作成して、工場で製作するための詳細な指示図(製作図)を描き起こし、現場での納まりまでを詰めていきます。私たちの仕事は、単にプランナーから渡された図面通りに線を引く「CADオペレーター」とは明確に異なります。指示通りに線を引くのではなく、そのプランを多角的な視点から確認し、さらに精度を高めていく役割なんです。

たとえば、意匠的に美しく素晴らしいプランであっても、「安全面は問題ないか」「この扉を開けたときに、隣の壁や取っ手と干渉してしまわないか」「工場で実際に製作可能な構造になっているか」「現場のスペースに無事搬入して、きれいに施工できるか」といった、施工性やコストのバランスをシビアに見極める必要があります。また、お客さまの身長が150cmの方と180cmの方とでは、使いやすいカウンターの高さなどは全く異なりますよね。そうした背景までプランナーと細かくすり合わせ、「本当にこの寸法でお客さまは使いやすいのか」「もっと良い納まりはないか」を設計の立場から問いかけ、相談しながら具現化していきます。

高度なオーダーメイドには幅広い専門知識が求められますが、クチーナにはそれを学べる環境があります。月1回のミーティングで、設計メンバーが集まりイレギュラーな納まりや成功事例を共有し合っているんです。 一つひとつ図面を描き起こすため、同じキッチンは二つとありません。悩み抜いて描いた図面が、工場や現場の力を経てお客さまだけの特別な形になった時の達成感は、この仕事の大きな手応えです。図面の正解は一つではないため、現場で学んだ知識が次の図面に活きてくる実感もあります。

現場で学び、
「どうすれば実現できるか」を
一緒に考えるプロへ

今後の目標は、机上の図面だけでなく、現場の知識をもっと深く吸収することです。現在はまだ日々の作図で手一杯になってしまう部分もありますが、今後はより積極的に施工現場へも足を運びたいと考えています。自分の描いた線が実際の空間でどう立体になり、職人さんがどうやって細部を納めているのかを直接目で見て学ぶことで、さらに説得力のある、精度の高い図面が描けるようになっていきたいです。

そしてゆくゆくは、お客さまの暮らし全体を長い目で捉えた提案ができる設計へと成長していきたいですね。 また、私自身が未経験で入社した際、先輩方に基礎から丁寧に教えてもらった時の安心感を、これからもずっと忘れないでいたいです。今後、後輩が増えて図面や納まりで迷っている姿を見かけたときには、ただ正解や答えを教えるのではなく、「どうすれば実現できるか、一緒に考えよう」と伴走し、サポートする側に回れる存在でありたいと思っています。

専門性をとことん深めたい、モノづくりに妥協せず向き合いたいという方にとって、クチーナはこれ以上ない最高の環境です。ぜひ私たちと一緒に、お客さまの強い想いを形にする設計の仕事を楽しみましょう。

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