
チーフプランナー(営業)
多くの方に向けた仕事からパーソナルな提案へ。
図面が現場で立体に変わる面白さ
2022年入社

INTRODUCTION
クチーナのプランナーの仕事は、ショールームでの対話から始まり、提案、設計とのすり合わせ、現場確認、納品まで一貫して続いていきます。異業種から転職し、知識への不安を抱えながらも現場で学び、お客さまの声に直接向き合う中で、提案がかたちになる面白さを深めていきました。ものづくりを“近くで感じる仕事”へと歩みを進め、チーフプランナーまでたどり着いた、その軌跡をたどります。
異業種から、
一人ひとりに向き合う
パーソナルな提案へ
僕は前職で、新卒から約11年間、パッケージを中心とした印刷会社の営業をしていました。商品のシュリンク包装やお酒の紙ラベルなど、社内のデザイン部署やメーカーさんと一緒に見せ方を考え、提案が実物になっていく。一緒にものづくりをするその過程が、昔から好きだったんです。
ただ、どうしても不特定多数に向けたものづくりになりがちで、使ってくれる個人の反応がダイレクトに返ってくる機会は多くありませんでした。「あなたにはこれが合いますよ」と一人ひとりに向き合って提案し、生の声が直接聞ける仕事がしたい。不特定多数に向けた仕事から、よりパーソナルなものづくりへの想いが、だんだんと大きくなっていきました。
ものづくりへの興味はそのままに、これまでの色彩の知識などが活かせるかもしれないと考えたのが、インテリアの世界です。前職を続けながら土曜日に専門学校へ2年間通い、図面を書いたりプランを立てたりする「設計」の面白さに目覚めました。与えられた課題の中でどうレイアウトし、綺麗に収めるか。そんな面白さに夢中になっていたとき、学校の先生から「これまでの経験も活かせるから受けてみたら?」と背中を押されたのが、クチーナだったんです。


未経験の壁は、
現場でのコミュニケーションで
ほどけていった
覚悟を決めて飛び込んだものの、やはり異業種で高級キッチンの知識や実務経験はありません。当時34歳。面接で社長や役員の方々を前にしたときは緊張しましたが、「知識がないので不安です」と正直な気持ちをそのまま伝えました。すると、「中途のメンバーも未経験からスタートした人が多く、ちゃんと活躍しているから大丈夫」と言っていただけて、ふっと肩の力が抜けたんです。ゼロからのスタートでも、自分次第で着実に積み上げていける環境なのだと思え、覚悟を決めて踏み切ることができました。
入社後、当然ですが周りは自分より詳しい先輩ばかりです。最初の頃は、テキストや図面を眺めていても、何が分からないのかすら分からない時期もありました。だから僕は、机の上で一人で悩むより先に現場へ行くようにしたんです。
「この天板って、どうやって固定してるんですか? ビスはどこに打ってるんですか?」 今思うとかなり初歩的な質問ですが、現場の職人さんたちは嫌な顔ひとつせず、「ここはこうやって留めるんだよ」と実物を指して丁寧に教えてくれました。その瞬間、図面の“線”が目の前で立体に変わり、「あ、だからここはこう納まるんだ」と構造の理屈が腑に落ちたのです。受け身で待つのではなく、自分から話しかけに行く。知識がないからこそ、現場に足を運んで素直に聞く姿勢が、技術的な成長への一番の近道だと感じています。
「あなたにお願いして良かった」と
言われる
最高のものづくり
プランナーの業務は幅広く、ショールームでのヒアリングに始まり、自らラフ図面を引いてプランを組み、設計担当と詳細を詰め、現場で施工管理をして納品まで見届けます。お客さまの要望をお聞きし、制約がある中でどうレイアウトするか。自分が提案したプランがそのまま形になっていく過程は、本当にワクワクします。
そして何より嬉しいのは、お客さまから喜びの声を聞けた時です。納品後お客さまにお会いした時に、「本当にクチーナを選んで良かった。あなたに担当してもらえて良かった」と声をかけていただける。前職のマスに向けた仕事では得られにくかった生の声です。お客さまと直接対話し、プロとして意図を汲み取りながら一緒に作り上げていく。その一連の繋がりを近くで感じられるのが、今の仕事の最大の魅力です。


「イレギュラーだから難しい」と
立ち止まらない柔軟性
入社して4年が経ち、後輩も増えてきました。僕が後輩に伝えているのは、「分からないことがあれば積極的に現場に行ってほしい」ということです。クチーナはオーダーメイドですが、ベースとなる製作上の基本ルールがあります。そこで「イレギュラーだから難しいですね」とすぐに諦めてしまうと、お客さまからの信頼を失ってしまいます。現場で学んだ根本の構造を理解していれば、「こうすれば実現できる」という応用が利くはずです。その上で、「できるけれど、他に不具合が出る可能性があるから別の方法を提案する」という判断まで含めて、深みのある提案ができるようになってほしいと願っています。
僕自身の目標は、プランナーと設計の境界線をなくしたような立ち位置になることです。さらに知識を積み上げ、自分でも図面を細部まで正確に引けるようになりたいですね。そして、僕の上司のように第一線で活躍しつつ、後輩の不安を取り除いてあげられるような環境を作っていきたいです。
この会社は良い意味で自由で、自分の「こうしたい」という思いを尊重してくれます。未経験からでも、強い思いがあれば実現できる環境です。お客さまに最高の提案をしたいと思える、「ものづくり」が好きな方とぜひ一緒に働きたいですね。じっくりと腰を据えて「提案」を楽しみたい人には、間違いなくやりがいのある職場だと思います。







